R5科研費応募終了

R5科研費公式締切。弊社をご利用頂いた方々に厚く御礼申し上げます。応募された、研究者の皆様、関係職員の皆様、お疲れ様でした。春、皆さまに吉報が届くことを心より願っています。

noteで科研費申請に向けたノウハウ公開中です

今年の8月末より、note ( https://note.com/halomonas )で科研費申請書(計画調書)の書き方についてのノウハウの一部を公開しています。
申請書のチェックに追われ、このHPもnoteもあまり更新できておりませんが、内容の一部でも申請書作成、校正のご参考になれば幸いです。

科研費申請書チェックについて2022

研究者の皆様、科研費の申請書作成や、その他の競争的研究資金の申請にあたってお困りではありませんか?
株式会社ハロモナス 代表の岡本は、これまでに科研費を中心に1000件近い研究プロポーザル申請・審査に関わってきました。特に科研費については、幅広い分野、種目、日英、それぞれに合わせた形で、メールベースでチェック、支援をさせて頂きます。
ご相談にあたっては秘密を厳守いたします。校費払いもお受けいたします。

来年度向けの締め切りの直前ですが、最後の追い込みに是非ご利用下さい。
まずは halomonas.japonica@gmail.com まで、お問い合わせください。


プルーフリーディング:
 一読して、短いコメント(A4一枚程度)をつけさせて頂きます。コメント内容は、締め切りまでの期間や申請書の状態に応じて、修整頂きたい点について優先度の高いものからご指摘いたします。

チェック:
 wordファイルでお送り頂き、一読して、ファイルにコメントを付すとともに直接修整案を書き込ませて頂きます。対応内容は、締め切りまでの期間や申請書の状態にもよりますが、依頼者のご希望にも応じることが可能です。

エディティング:
 申請の方向性などのコンサルティングを含め、数度のご相談、加筆・修整を行わせて頂きます。期間が必要であり、可能な限り締め切りの二か月前にはご相談ください。

2022年度のご挨拶

年度も改まり、早一週間が経ちました。今年度は積極的な情報発信を行っていく予定ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

近年は常時何かしらの外部資金の公募が行われるようになりましたが、現在の主なものでも、
・JSPS 科研費(研究活動スタート支援)(5/11締切)
・JST 未来社会創造事業(5/25締切)
・JST 社会技術研究開発事業(5/9, 6/8締切)
などの募集が行われています。
また、JST 戦略(CREST・さきがけ・ACT-X)は4月中旬、JST 創発は5月中旬の公募開始が予定されています。

ハロモナスでは研究者の皆様のご希望に応じて、一からの作成支援、大学等で行われる支援の補完、プルーフリーディングなど、多様な支援を行っています。是非一度メールでご連絡下さい。

今年の科研費申請に向けて その5

すべての文章作成において見直しは必要かと思いますが、科研費を始めとする外部資金申請書においても、見直しはとても重要です。申請書は、公的な判断に使われる、基本未来について記述した文章であり、ただでさえ不確かな内容を多く含みます。そこに、誤った内容や審査委員の誤解を招く表現が入ってくると、途端に申請全体の説得力が落ちてしまい、厳しく判断されるでしょう。

見直しの際には、各大学のURAの方々や私どものような、科研費の申請書を見慣れている第三者の手を借りることが一番です。申請書で気を付けなければならないポイントは多々ありますが、ある程度共通して見つかるものでもあり、素早く見つけることができるでしょう。

ただ、締め切り直前で他人に見せる時間がどうにも取れない場合もあるかと思います。そんな時は、短時間でも、「単位、数字、専門用語、専門用語の説明」の4つについて、誤っていないか、誤解を招かないか(独自解釈で使っていないか)、確認してみてください。特に、申請内容の核に近いところでは致命的となりやすいもので、そこを修整するだけで結果が大きく異なります。

今年の科研費申請に向けて その4

その2, 3で科研費申請書の様式と審査項目について確認しました。特に、短時間で申請書を作成している際は、各審査項目に対して「抜け落ちなく」「バランス良く」記述することが大切です。丁寧な記述が出来ない状況では、他の申請書と比べて加点は見込めないかもしれませんが、大きな減点さえなくせば、相対的に総合評点も高まることが期待できます。

各審査項目でのバランスを意識すれば、申請書上の各項目の記述量も自然とバランスがとれます(以前の科研費申請書のように、様式によっては相当意識しないと記述量のバランスを取ることが難しい場合もありますが)。時には、一段落を丸ごと他の項目に動かすことで、全体の印象が格段に良くなることもあります。直前の確認の際には意識してみてください。

今年の様式では、申請者自身のこれまでの研究を記述する場所が、1(1), 1(3), 1(5), 2(1)に分散しています。どこに何を書くか難しい部分でもあるのですが、記述量・内容のバランスを取ることにも使えます。少し、意識してみてください。

今年の科研費申請に向けて その3

様式変更により、より審査項目と対応しやすくなりました。
様式と審査項目の対応は以下の通りと思われます。
なお、審査項目側のナンバーはわかりやすくするためのもので、実際のJSPS様の審査の手引き上はついていません。

1 研究目的、研究方法など
1(1)本研究の学術的背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」
→1-1 学術的に見て、推進すべき重要な研究課題であるか。
→1-2 研究課題の核心をなす学術的「問い」は明確であり、学術的独自性や創造性が認められるか。

1(2)本研究の目的及び学術的独自性と創造性
→1-2研究課題の核心をなす学術的「問い」は明確であり、学術的独自性や創造性が認められるか。
→1-4本研究課題の遂行によって、より広い学術、科学技術あるいは社会などへの波及効果が期待できるか。
※この波及効果については、どこに記述するべきか、明確な指定はありません。1(3)でも良いと思われます。

1(3)本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ
→1-3研究計画の着想に至る経緯や、関連する国内外の研究動向と研究の位置づけは明確であるか

1(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか
→2-1研究目的を達成するため、研究方法等は具体的かつ適切であるか。また、研究経費は研究計画と整合性がとれたものとなっているか。

1(5)本研究の目的を達成するための準備状況
→2-2研究目的を達成するための準備状況は適切であるか。

2 応募者の研究遂行能力及び研究環境
2(1)これまでの研究活動
→3-1これまでの研究活動等から見て、研究計画に対する十分な遂行能力を有しているか。

2(2)研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を含む)
→3-2研究計画の遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等、研究環境は整っているか。

今年の科研費申請に向けて その2

R4科研費では、様式が変更されています。対応は以下の通りになると思われます。
今年の様式 : 昨年までの様式
1(1) : 1(1)
1(2) : 1(2)
1(3) : 2(1)部分, 2(2)
1(4) : 1(3)
1(5) : 2(1)部分
2(1) : 3(1)
2(2) : 3(2)

つまり昨年までと比べて記述が大きく変更されるのは、以下の二つです。
1.研究目的、研究方法など
(3)本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ
(5)本研究の目的を達成するための準備状況

科研費申請書チェックについて

研究者の皆様、科研費の申請書作成や、その他の競争的研究資金の申請にあたってお困りではありませんか?
株式会社ハロモナス 代表の岡本は、これまでに科研費を中心に1000件近い研究プロポーザル申請・審査に関わってきました。特に科研費については、幅広い分野、種目、日英、それぞれに合わせた形で、メールベースでチェック、支援をさせて頂きます。
ご相談にあたっては秘密を厳守いたします。校費払いもお受けいたします。

来年度向けの締め切りの直前ですが、最後の追い込みに是非ご利用下さい。
まずは halomonas.japonica@gmail.com まで、お問い合わせください。

プルーフリーディング:
 一読して、短いコメント(A4一枚程度)をつけさせて頂きます。コメント内容は、締め切りまでの期間や申請書の状態に応じて、修整頂きたい点について優先度の高いものからご指摘いたします。

チェック:
 wordファイルでお送り頂き、一読して、ファイルにコメントを付すとともに直接修整案を書き込ませて頂きます。対応内容は、締め切りまでの期間や申請書の状態にもよりますが、依頼者のご希望にも応じることが可能です。

エディティング:
 申請の方向性などのコンサルティングを含め、数度のご相談、加筆・修整を行わせて頂きます。
 期間が必要であり、可能な限り締め切りの二か月前にはご相談ください。

今年の科研費申請に向けて その1

令和4年度科学研究費補助事業(2021年秋申請)に向けて、検討を始めた方も多いかと思います。特に、新しい分野・テーマでの申請を考えている方、またこの春不採択であった方は、まず学会等で発表することをお勧めします。

科研費では従来研究実績が重視されており、近年はその傾向を弱めつつあるものの、今年も良い評価を得る最重要ポイントであるのは間違いないでしょう。また特に新しいテーマで申請する場合は、プレリミナリーなデータや事前検討の結果などであっても学会発表しておくことにより、その申請研究の実現可能性をより高く示しアイデアの説得力を増すことにつながります。さらには、学会で良い議論が得られれば、申請研究を実施する際の注意点なども事前に知ることができ、それは多くの場合その申請書の勘所となる等、申請書のブラッシュアップにもつながります(その議論の相手が、偶然今年の評価者になれば!!)。

なお今年は、従来11月初旬のJSPS締め切りが相当早まる可能性があります。秋の学会発表では申請に間に合わなくなる可能性もあり、早めの検討が大切になりそうです。