今年の科研費申請に向けて その3

様式変更により、より審査項目と対応しやすくなりました。
様式と審査項目の対応は以下の通りと思われます。
なお、審査項目側のナンバーはわかりやすくするためのもので、実際のJSPS様の審査の手引き上はついていません。

1 研究目的、研究方法など
1(1)本研究の学術的背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」
→1-1 学術的に見て、推進すべき重要な研究課題であるか。
→1-2 研究課題の核心をなす学術的「問い」は明確であり、学術的独自性や創造性が認められるか。

1(2)本研究の目的及び学術的独自性と創造性
→1-2研究課題の核心をなす学術的「問い」は明確であり、学術的独自性や創造性が認められるか。
→1-4本研究課題の遂行によって、より広い学術、科学技術あるいは社会などへの波及効果が期待できるか。
※この波及効果については、どこに記述するべきか、明確な指定はありません。1(3)でも良いと思われます。

1(3)本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ
→1-3研究計画の着想に至る経緯や、関連する国内外の研究動向と研究の位置づけは明確であるか

1(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか
→2-1研究目的を達成するため、研究方法等は具体的かつ適切であるか。また、研究経費は研究計画と整合性がとれたものとなっているか。

1(5)本研究の目的を達成するための準備状況
→2-2研究目的を達成するための準備状況は適切であるか。

2 応募者の研究遂行能力及び研究環境
2(1)これまでの研究活動
→3-1これまでの研究活動等から見て、研究計画に対する十分な遂行能力を有しているか。

2(2)研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を含む)
→3-2研究計画の遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等、研究環境は整っているか。

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